インターネット対応ワープロ専用機
オプションのインターネットシステムを用いてWWWブラウズが可能になる。動画や音声には未対応。ちなみに、J1HCIIは500MBのハードディスクを内蔵している。
新型のJ1VFおよびJ1HFでは、プリンタに新技術が導入されるなどの他、パソコンとの互換性が強化された(Windows 95のVFATにも対応)。
ディスプレイを90度回転して縦長にできるスピントップ画面を採用。文書のレイアウトやWWWブラウジングの際に活用できる。CX-7000, CX-8000, CX-9000ではモデムは別売りになるが、ブラウザのアップデート(NetFront 2.0)によってHTML3.2やframesetに対応できる。
GX-1000のブラウザ(NetFront 1.0)はHTML2.0対応。プリンタにカッターを内蔵し、印刷物の切り抜きができるというユニークな機能を持つ。
HTML2.0形式に準拠、動画や音声には未対応。この機種の売りは、画面に直接指で触れることでブラウズできること。
JX-50MA, JX-70MA, JX-55MAが搭載するブラウザ(NetFront 1.0)機能はHTML2.0形式に準拠。動画や音声には未対応。この機種には、ワープロで作成した文書をHTML形式に自動変換する機能もある。インターネット機能はネット経由でアップデートできるようになっていた。
JX-S500, JX-S700は初めて音声に対応した「マルチメディアワープロ」。NetFront 2.0を搭載し、SSLによるセキュア通信が可能なほか、framesetにも対応。また、HTMLメールやポケベルへのメッセージ送信、ハンズフリーフォン装備などさまざまな付加機能を持つ。
入力用にタッチペンが付属し、WWWブラウジングにもペンタッチ入力機能が利用できる。動画や音声には未対応。画面のコピーを取って印刷する機能もある。SERIEには英日翻訳機能あり。MR-2は1GB、MR-1は540MBのハードディスクを内蔵し、Telnetも利用可能。
SHARP WD-M800, マルチプロセッサSERIE MR-2は着脱可能なカラースキャナを装備。この機種からはNetFront 2.0を搭載し、HTML3.2およびframesetに対応するようだ。
1996年にワープロ専用機として初めてWWWブラウズに対応したシリーズ。「かんたんインターネット」 機能でWWWブラウズやメールの送受信が可能。ほとんどの機種でモデムを標準搭載している。英文翻訳支援機能や、スマートメディアスロット、360MBクラスのハードディスクを内蔵したモデルも多い。