インターネットTVとセットトップボックス
4倍速CD-ROMドライブを内蔵した家庭用WWW端末。他の専用端末と違い、家庭用テレビだけでなく、パソコン用のVGAモニタやキーボード、マウスを接続して利用する事ができる(CPUは486DX2-66MHZ)。また、ソフトウェアキーボードを使って電子メールの送受信も可能となっている。
プラズマ/液晶パネルを使用した高画質TV。Ethernet端子を備え、メールの送受信やNetFrontによるWWWサイト閲覧が可能。また、最大3つまでのタブブラウジング機能を採用している。
iBOXは家庭用テレビに接続するタイプのインターネット端末(セットトップボックス)。簡便さと高機能を目指したつくりが見られる。ソフトはCD-ROMで支給され、アップデートによってJavaScriptやプラグインにも対応する。後継機のiBox-2ではブロードバンド対応モデルも登場。HTML4.01をサポートし、利用できるプラグインも増えている。
iBoxServerはHDD録画機能やネットワーク関連機能を統合したホームサーバ。WWWやメールも利用できる。OSにはLinuxを採用。
28型ワイドテレビにモデムを搭載し、WWWブラウズやメール送受信の機能をつけたもの。動画や音声は扱えないが、画面を2分割してTV番組とWebページを同時に見たり、画面をビデオに録画するTVならではの機能を備える。
28型ワイドハイビジョンテレビ。Netscape Navigatorを元に開発されたテレビ用ブラウザNavio TV Navigator"が採用されている。1024x600ピクセルの画面表示や、1Gbytesのハードディスク、64bitRISCプロセッサなど、パソコン並みの性能を期待できるかなり本格的な仕様となっている。
InfoJack - Boxはテレビに接続して使う、家庭用インターネット端末。ISDN 64Kbpsに対応する。ブラウザは独自仕様のもので、Netscape Navigatorのバージョン3.0相当という。Java等には未対応だが、CD-ROMを使ってアップデート可能なつくりになっている。1997年6月発売。
InfoJack VisionはDSU、TA付属でISDNに対応するインターネットテレビ。BSやCATVのチューナ、各種入力端子を備える。1997年7月発売。
モデム内蔵の32型インターネットテレビ。WWW閲覧、メールの送受信の機能を備えるほか、通信カラオケやテレビ番組の検索にも利用できる。
WWWブラウジングと電子メール機能を搭載したテレビ。音声、動画には未対応。「独自のソフトウェアを開発し」たため、高速な処理が可能、とのこと。C-28WNT1はワイド型BSテレビで、画面2分割も可能。
IC-32WNT2はISDN64Kbpsまたはアナログ33.6Kbpsの接続に対応。デジタルカメラの映像をメールに貼り付けて送信する機能も持つほか、フレームやプログレッシブJPEGに対応するなどの強化が行われている。
28.8Kbpsモデムにより、WWWブラウズやメールの送受信が可能。画面を2分割してTVとWWWを同時に見ることもできる。また、VGA入力端子を備えており、PC用の大型モニタとしても利用できるようだ。
家庭向けInternet接続サービス「WebTV」専用のセットトップボックス。TVに接続することで、WWWやメールを利用できる。frameset、JavaScriptにも対応。「WebTV Plus」ではTVの子画面表示や番組情報、Internet上の関連情報検索等、TV番組と連動した機能が追加されている。
WebTVのサービスは2002年3月をもって終了した。WebTV Networks社は1997年にMicrosoft社に買収され、2001年7月にはMSN TVに改称。現在はMSNの双方向テレビサービスを提供している。