老舗レミントン社の製品で、ポンプアクション式ショットガンの傑作のひとつ。1950年に登場して以来、同社の看板商品となっている。既に400万丁以上が生産されたとか。狩猟用、スポーツ用、民間向け護身用など様々なバリエーションがあり、幅広い分野で利用されている。口径は12番ゲージを使うものが多い。警察向けに、マガジンを延長して装弾数を増やしたモデルも存在する。
同社のM1100はオートローディング式のショットガン。こちらはクレー射撃に向く小口径・28番ゲージのモデルも。
Remington M870とともに、こちらもポンプアクション式ショットガンの名作。1961年に登場した。口径は12番ゲージと20番ゲージ。信頼性に優れ、価格も安く(物によってはプレステ2より安いかも)、用途にあわせた多くのモデルが用意されている。
Mossberg社はポンプアクション式ショットガンの生産数で世界一とのこと。発展型のM590シリーズは警察関係のほか、米軍でも採用された。
ユニークな形状の、警察向けセミ・オートマチック式ショットガン。カリフォルニア州警察官Alford H. Crouchの発案で設計され、米国・High Standard社から発売された。前身の10-Aが1967年に、改良型10-Bが1970年に登場。
機関部を後ろに置くブルパップ方式の構造のために、銃身長の割には全長が短く、コンパクトにおさまっている。そのため、パトカーの中など、狭い場所でも取り回しやすい。片手でも撃つことができるという。10-Bは着脱式のフラッシュライトを標準装備する。装弾数は12番ゲージ5発。
リボルビング(回転)式のマガジン・チャンバーを持つ、南アフリカ製のショットガン。
その名の通り、マガジン(弾倉)がチャンバー(薬室)を兼ねており、回転させることで連射することができる。つまり、リボルバー式ハンドガンのショットシェル版。MM1のようなリボルビング式グレネード・ランチャーと同じ方式だ。
マガジンには12番ゲージのシェルを12発収納できる。ダブルアクション式のトリガーを備え、スプリング式セミオートマチック・モデルと、手動式モデルの2種類が存在する。