Neo Mitochondrion Creature。ネオ・ミトコンドリアに支配されてしまったかわいそうな生物たち。もとの姿とまるで違ったものになってしまったり(催奇性)、特殊な能力を身に付けるものもいる。
肉体を維持するために大量のエネルギーを消費するためか、みんな肉食。凶暴極まりないクリーチャー。
Artificial Neo Mitochondrion Creature。ヒトの身体にネオ・ミトコンドリアの遺伝子を送り込んで人工的に作り出されたNMC。無理やり「あんみっく」と読む。
生物として未完成な部分が多いため、一部器官を人工臓器などで補っている。また、「高すぎる知能は生存に不要なうえ負の思考をもたらす危険性」があるということで、知能は低めに設定されている。というわけで、やはりこいつらも凶暴極まりない。
ネオ・ミトコンドリアによる超能力のようなもの。他の生物のミトコンドリアにはたらきかけたり、余剰エネルギーを使って外敵を攻撃したり、自分の身を守ったりできる。
アヤやオリジナルのネオ・ミトコンドリア生物のほか、NMCやANMCの一部もこれが使える。
遺伝子操作によって、死体から人造人間ゴーレムを作り出す計画だったようだ。ある程度までは成功し、軍用への転用が試みられたが、情緒的に不安定で扱いづらく、凍結処分とされた。
No.9は全ゴーレムのプロトタイプだが、彼は自ら志願して、生きたままゴーレムになったという変わり者。
人工人類を創造する計画。以下はシェルター研究所内のデータファイルより
マンハッタン封鎖事件を起こしたネオ・ミトコンドリアと同じ、もしくはそれ以上の能力を有するネオ・ミトコンドリアの遺伝子サンプルの入手「遺伝子サンプル」とはアヤの遺伝子のこと。1998年1月に入手したとある。前作のマンハッタン封鎖事件(1997年末)後の調査のドサクサに紛れて調達したのだろう。
人工人類の理想モデルを模索するためネオ・ミトコンドリアを投与して、被験者の退化・再進化をうながし多様な種類のANMCを創造行動観察実験中に一部ANMCが反乱を起こすというトラブルが発生。サンプルのクローン(イヴのことだろう)による鎮圧を試みた、とある。
来るべき世紀における人類種の保存のため、世界的規模で理想モデルへの人類の計画的退化・再進化を遂行ベクターウィルスを満載したリアクター/セーバーを使って、全人類をANMC化するためにはイヴが必要。No.9らはなんとかこの最終段階までこぎつけようと奔走していた。
第2次ネオテニー計画の根底にある理論。
ANMC(もと人類)同士を共食いさせて、閉じたシステムをつくれば人口問題も食糧問題も解決できてみんなハッピー、という無茶な考え方。謎の組織はこのシステムの実現を目標としていた。
細菌やウイルス、動物などによる生物学的な災害・人災のこと。が、Parasite Eveシリーズではこの言葉はまず使われないと思う。(理由は推して知るべし)